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連載:続・ハーブよもやまばなし 番外編「世界のセルフメディケーション スリランカ 後編」

薬学生・薬剤師向けに発行されている情報誌MIL(ミル)にて、「続・ハーブよもやまばなし」と題して、植物療法の可能性を模索する記事を連載しています。

 

今回は、学生のとき、ブリティッシュ・イングリッシュを習いに行っていたジョセフ先生の故郷スリランカへ。
東京で食べたスパイシーなスリランカ料理が遠い記憶のどこかにいつも残っていました。そして、20年越しで昨年11月やっと訪ねることができました。

その時に取材したスリランカのセルフメディケーションについてご紹介しています。

前回78号では、前編としてスリランカの医療制度や一般的な疾患について、今回の後編ではセルフメディケーションと伝統療法の位置付けについて取り上げています。

アーユルヴェーダドクターを受診した体験や地元の方々に伺ったセルメディケーションへの意識も織り交ぜています。

「セルフメディケーション」という言葉に馴染みがない方もいらっしゃるかと思いますが、セルフケア、手当てに通じるものであり、医薬品ばかりでなくハーブレメディ(植物療法)を用いたからだへの働きかけだと捉えています。

スリランカは、イースターサンデーに起きた惨事により深い悲しみの中にあります。心からの哀悼の意を捧げます。お世話になった方々の笑顔が浮かんできます。

ダイナミックな自然と豊かな文化遺産、アーユルヴェーダの叡智、紅茶やスパイスのような植物資源など魅力の詰まった美しい国、スリランカ。またいつか訪ねたいと思っています。

 

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世界各地の植物療法を経験して、感じたことをレポートしています(ガーナ、フランス、カナダ、シンガポール、台湾、イギリス)。